エッセイ(車椅子の視線から)

 ・・・ 2017年 ・・・









今年 ついに75歳になった「いつのまにかなってしまった」という感じだ。
あまり好きな言葉ではないが、75歳からいわゆる「後期高齢者」に分類されるらしい。
自分は長いこと介護保険制度のお世話になっているが、今年の認定でとうとう「要介護5」になった。
脳梗塞の後遺症は認知症になりやすいと言われるが、幸い今のところ思考力はしっかりしているようだ。

とは言え相変わらずの車椅子の生活である。のんびりとやっているが、しかし、結構忙しい。
短時間だが週に三日間は介護保険のサービス利用として、看護師と理学療法士・作業療法士・言語聴覚士による訪問看護・リハビリの世話になっている。
脳出血と脳梗塞の後遺症の改善を目指して、少なくとも現在よりも悪くならないように
自分なりの賢明の努力をしているというわけだ。




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