インターネットで生きがい見つけた!

 私はインターネットライフの中で生きがいも見つけました。
 勤めていた頃、「車椅子の生活をしていて退職後の生きがいはどうなるだろう?」と多少の不安もありましたが杞憂に終わりました。
 個人のホームページを公開しているので、ホームページを見てメールをよこす人、 ホームページの掲示板(BBS)に書き込みをしてくれる人がたくさんいるので感謝しています。脳出血の後遺症の四肢麻痺で、車椅子の生活をしながらホームページを立ち上げている金さんを見て、「自分にも出来る!」と元気を出してくれる人が、次々に出ていることも嬉しい限りです。そういう人が作るホームページと、『車椅子の視線から』のリンク集に相互リンクをしてくれる人も大勢います。金さんのホームページ『車椅子の視線から』が、良きにつけ悪しきにつけ、脳卒中で倒れた人が作るホームページの先駆けになっているので、更新にも自然と力が入ります。
 メールや掲示板への書き込みには、できるだけすべてに返事を書くように心がけていますが、四肢麻痺のため遅筆になることはここでお詫びしたいと思います。

 自分のホームページで情報を発信して、メールや掲示板(BBS)で書き込みをしてもらう、それにまた返事を書く。この双方向のコミュニケーションができることが、インターネットライフをしている喜びであり生きがいになっています。 また、自分のホームページを更新することは、自分のリハビリテーションも兼ねているのでそれが楽しくやれることも嬉しいことです。

 『車椅子の視線から』のホームページの次に、『金さんのホームページ学院 』というホームページを作ったのが1999年でした。これは、私が「車椅子生活の障害者にもできるボランティアがきっとある」と思って始めたものです。ボランティアといっても特別に難しいことをやっているわけではありません。自分のできることをできる範囲内でやっているだけです。
 ホームページを見てくれた人が、「金さんは四肢麻痺で車椅子の生活をしていてもこれだけできる、よし、自分も頑張ってみよう」と、やる気になってくれれば、私のささやかなボランティアは成功だと思っています。ホームページやブログが比較的簡単にできるようになったので、2008年春都合により閉鎖しましたが、脳卒中経験者の皆さんで後遺症があり、生きがいに悩んでおられる人は、ホームページやブログを作ることを試して見てはどうでしょうか?外に出ることが少なくなって交流に悩んでいる高齢者の方などにも、金さん流インターネットライフが参考になると嬉しいです。

 金さんは、ホームページの掲示板(BBS)や電子メールのおかげで、全国の人たちとの交流も増えているので、退職後も結構忙しくて楽しい生活をしています。
  


金さんのホームページ

車椅子の視線から http://kurumaisunosisenkara.o.oo7.jp
熟年夫婦の田園生活 http://kinsan.o.oo7.jp

金さんの本



 発行所 株式会社 文芸社




 

車椅子の視線から 熟年夫婦の田園生活