逆境にあるとき「もう何をやっても仕方がないや」と自暴自棄になりがちです。そういうときこそ、何かに挑戦しましょう。何でもいいんです。あなたが興味や関心のあることの中から何かやりたいことを見つけてそれに打ち込んでみるのです。
何をやるにも「何とかできる」ようなレベルになるには、それに打ち込むことが必要です。
でも心配ありません。プロになるわけではないのですから、そこそこ出来るようになればいいのです。楽しくやればいいのです。そうすれば、自然に自信もついてきて、また別のことにも挑戦したくなってきます。
そこそこ出来るようになるためには、どうすればいいでしょう?
何をするにも共通することがあります。それは次の3つです。
- まず基本を覚えること。
- そのためには何度でも繰り返すこと。
- より深めるためには仲間を見つけること。
今
は何をするにも、それに関する本が書店や図書館にたくさんあります。今あなたはインターネットでこのページを見ていますね。インターネットのホーム・ペー
ジにも、実にいろいろなものがあります。サーチエンジンなどで、そこから、自分のやりたいことのヒントをさがしましょう。うまくいけば、それがあなたを飛
躍させる入り口につながっているかもしれません!!
私の場合は、再起への「挑戦」の第一がパソコンへの挑戦でした。
病気になる前もMS-DOSのパソコンを使ってパソコン通信を少しやっていたのですが、仕事の忙しさに追われて忘れがちでした。
と
ころが病院に入院している間にウインドウズ95の発売が日本でも話題になり、インストールしたパソコンが爆発的に売れていきました。「これだ!」と思い退
院後の1996年にウインドウズ・パソコンを購入し身体障害者の不自由な身体でウインドウズ95に挑戦しました。そして今ではインターネットが出来るよう
になりホーム・ページも開設できました。そのほかパソコン通信のPATIOなどでいろいろ楽しんでいます。
ウインドウズ95パソコンが使えるようになって何よりも嬉しいことは、メールを利用した情報なども毎日たくさん入ってくるようになり、世界の動きが手に取るように見えてきました。そして視野が自分でもびっくりするほど広がったことです。
次に嬉しいことは、後遺症のリハビリテーションにも、大いに役立ったことです。毎日右手でキーボードをたたくことやマウスを使うことで、右手の回復が見違えるほど良くなりました。今では右手がかなり回復し箸で豆をつまめるほどになりました。
そして、それが自信につながり、マルチメディア社会における自分の将来の希望もわいてきました。定年まで後5年その後何年生きられるかわかりません。しかし身体障害者にも、出来ることがたくさんあるはずです。それを根気よく探していこうと思っています。
あなたはまだ若い。未来はこれからです。 あなたも、挑戦していきませんか?
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・・・ 金さんの座右銘 ・・・
☆ 為せば成る 為さねば成らぬ何事も
成らぬは人の為さぬなりけり
☆ あきらめなければいつかはできる!!
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