パソコンの便利な使い方
 

   


1 かな入力かローマ字入力か ?

2 スクリーンセーバーを設定するには ?
3 デスクトップアイコンを自分の好きな位置に配置するには
4 「単語登録」を活用しましょう
  
・・・これを知ると目から鱗が落ちますよ!・・・
5 単語登録の方法 
6 「クリップボード」 を上手に使おう 
7 マウスの「右クリック」を使っていますか?
  
・・・困ったら右クリック・・・
8 ユーザー補助を使いましょう 
9 ディスプレイの画面をそのままコピーしたい



1 かな入力かローマ字入力か ?


金さんはローマ字入力を推奨します。理由は簡単です。パソコン、インターネットを自由に使うためにはローマ字の並びを覚えなければなりません。かな入力をする人はかなの配列と両方覚えることになります。これは大変だと思いませんか?

※ 普通のパソコンの本には、次のように書いてありますがだまされてはいけません。これから始める人はローマ字入力で始めましょう。

「現在、パソコンを使う上では、どうしてもアルファベットのキーの並びを覚えなくてはなりません。ローマ字入力なら、かなのキーの並び方を覚えなくても日本語が書けるようになります。かな入力なら、文字のとおり入力すればいいので、楽だと思われますが、アルファベット以外にかなの並びも覚える必要があるのが面倒です。
どちらかといえば、ローマ字入力の方が習得しやすいと思いますが、一長一短があるのでどちらでもよいでしょう。」

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2 スクリーンセーバーを設定するには ?


ディスプレイは、長時間画面を表示させておくと、焼き付け(画面にウインドウなどの跡が残ること)を起こします。この焼き付けを防止するために、スクリーンセーバーを設定します。

@ デスクトップの何もない場所で右クリックし、「プロパティ」をクリックする。「画面の」プロパティが表示される。

A 「スクリーンセーバー」ダブをクリックする。

B 一覧からスクリーンセーバーを選んで「OK」をクリックする。

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 デスクトップアイコンを自分の好きな位置に
  配置するには


パソコンの最初の設定では、「アイコンの自動配列」になっているので、移動しようとしても左端に戻ってしまいます。この設定を解除すれば好きな位置に移動できるようになります。

@ デスクトップの何もないところで右クリックする。

A 表示されたメニューの「アイコンの整列」をポイントし、「アイコンの自動配列」をクリックして「レ」を消す。

 

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4 「単語登録」を活用しましょう

   ・・・これを知ると目から鱗が落ちますよ!・・・


・ よく使う単語は 「単語登録」で登録しておくと大変便利です。

・ 特に障害者や高齢者の人には文字をその都度全部入力しなくても良いので楽になります。是非活用しましょう。

・ 障害者や高齢者に限らず健常者も「単語登録」を利用しましょう。
  
インターネットでのURLの入力や電子メールでのアドレスの入力が早く正確にできます

【例】 

 私は3つのホーム・ページを「ほ」と入力するだけで

 @『車椅子の視線から』:http://homepage3.nifty.com/kinsan/ 

 A『熟年夫婦の田園生活』:http://www.kinsan-kaneko.jp/

 B『金さんのホームページ学院』:http://kinsan-kaneko.jp/hpgakuin/index.htm

 と3つのホーム・ページのアドレスが出るように「単語登録」しています。

 また、メールアドレスは、「め」と入力するだけで

  「kinsan.kaneko@nifty.com」「fwgf1069@mb.infoweb.ne.jp」

 と出るように
「単語登録」しています。

 単語登録は、オンラインで自分のホーム・ページのURLやメールアドレスを入力しなければならないときに便利ですよ。

【例】

 「リハビリテーション」という単語は=読み方「り」で登録しておくと、次に入力する時は 「り」と入力して変換キーを押せば「リハビリテーション」と変換されます。

・ 文章の入力にも使えます。

【例】

 「お早うございます。元気に仕事を始めましたか?」という単語は=読み方「お」で登録しておくと、次に入力するときは「お」 と入力して変換キーを押せば「お早うございます。

 元気に仕事を始めましたか?」と変換されます。

 定型的な文章やよく使う文章などを登録しておくとメールを書くときなどに非常に便利です。

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先輩のBAさんからメールの代わりに電話をもらいました。「インターネットを始めたこと。ホーム・ページの「パソコンの便利な使い方」を見た。」と言っていました。そして「単語登録」を早速やりたいんだが良くわからない?と言うことでした。

なるほど「単語登録を活用しましょう」は既に単語登録を使っている人に「もっとこんな使い方も便利ですよ」というという前提で書きましたので単語登録の仕方がわからないひとには不親切でした。そこで初めて単語登録をやる人にも解るように少し単語登録の方法を書いてみました。

なお、私は日本語入力には「一太郎」についているATOK(「エイトック」といいます)を使っています。従ってウインドウズ95に標準でついている「MSIME(「エムエスアイエムイー」といいます)」の使い方は詳しくありません。ただ「MSIME」のパレットの中に「単語/用例登録」と言うのがあって、使ってみると基本的にはATOKとそう違わないように感じました。

               (1998.5)

 

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 単語登録の方法


★ 1 日本語変換システムとして「一太郎」に付属している「ATOK11」を使っている場合(画面の右下に「ATOKパレット」が表示されている状態)の単語登録の方法。 いろいろな方法があります試してみましょう。

 

一つの方法

@ ATOKパレットの右端にある「最大化」(左向きの三角形の記号)の記号をクリックして最大にする。

A 最大化したATOKパレットの右から3番目の「単語登録」の記号をクリックして「単語登録」の 画面をだす

B 登録する「単語」と「読み」を入力してから「Enter」キーを押して確定する

 

もう一つの方法

@ 「Ctrl」+「F7」押して「単語登録」の 画面をだす

A 登録する「単語」と「読み」を入力してから「Enter」キーを押して確定する

 

もう一つの方法

@ ATOKパレットの上(上であればどこでも良い)にマウスポインタを置いて、マウスを右クリックして「メニュー」を 呼び出す

A メニューから「単語登録」を選んでクリックして「単語登録」の画面をだす

B 登録する「単語」と「読み」を入力してから「Enter」キーを押して確定する

 


★ 2 日本語変換システムとして「Word」に付属している「MS-IME97」を使っている場合(画面の右下に「MS-IME97」のツールバーが表示されている状態)の単語登録の方法。

 

よく入力する単語を入力中に登録します。

1 MS-IME97 ツールバーの 真ん中にある緑のボタン」[単語/用例の登録] ダイアログ ボックスを表示」 をクリックします。

[単語/用例の登録] ダイアログボックスの [単語の登録] タブが表示されます。

2 [読み] ボックスに、登録する単語の読みをひらがなで入力します。

3 [語句] ボックスに、登録する単語を入力します。

4 [品詞] ボックスの一覧で、登録する単語の品詞をクリックします。

5 [登録] をクリックします。

続けて単語を登録できます。

6 終了するときは、[閉じる] をクリックします。

 

ヒント

 

★ 登録する単語は、アプリケーションでクリップボードにコピーした文字列を [Ctrl] キーを押しながら [V] キーを押して貼り付けることもできます。

★ アプリケーションによっては、文字列を選択したあと、[単語/用例の登録] ダイアログ ボックスを表示すると、[語句] ボックスに選択した文字列が表示されることがあります。

★ [Ctrl] を押しながら [F10] キーを押したあと、[F1] キーを押しても [単語/用例の登録] ダイアログボックスが表示されます。

 

※ まとめて単語や用例登録をすることもできます。「MS-IME97」のヘルプを参照しましょう。

 

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◇ 私は普通の単語登録のほかにこんな使い方をしています。

@ 電話帳に使う

【例】

「1234−56−7890」という電話番号が田中さんの電話番号だとすれば 、「1234−56−7890」と入力して読み方を「たなか」と登録しておけば、次から「たなか」と入力して変換キーを押せば「1234−56−7890」と変換されます。これを繰り返せば電話帳のできあがりです。

A 住所録に使う

【例】

「東京都千代田区三番町20番地」が株式会社インプレスの住所とすれば、「東京都千代田区三番町20番地」と入力して読み方を「インプレス」と登録しておけば、次から「インプレス」と入力して変換キーを押せば「東京都千代田区三番町20番地」と変換されます。

どうです。やってみませんか?

B インターネットの自分のホーム・ページのアドレス入力に使う

インターネットの自分のホーム・ページのアドレス入力は面倒です。私は「http://village.infoweb.ne.jp/~fwgf1069/」と入力して読み方を「ほ」と登録してあります。ですから、インターネットに接続しているときに自分のホーム・ページのアドレスを入力するときにとても便利です。

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 「クリップボード」を上手に使おう


 データや画像をコピーするときに「クリップボード」に一度コピーして、クリップボードからコピーしたい場所に貼り付ける方法を知っていますか?

@ コピーするデータを選択し、

A [編集]ー[コピー]コマンドで「クリップボード」に一旦コピーし、

B 次にデータをコピーしたい場所にマウスポインタを置いてから

C [編集]ー[貼り付け]コマンドを選択すればそこにデータや画像をコピーできます。

※ 注 1

上のAの操作は[Ctrl]キーと[C]キーを同時に押しても同じようにコピーできます。

またCの操作は[Ctrl]キーと[V]キーを同時に押しても同じように貼り付けてコピーできます。

※ 注 2

 「コピー」して「クリップボード」に記憶されたデータや画像は、あくまで一時的なもので、次に同じ操作で別のデータや画像などを「クリップボード」に記憶させると、それまで記憶されていた内容に上書きされて置き換えられてしまうので注意しましょう。

 

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7 マウスの「右クリック」を使っていますか?

   ・・・困ったら右クリック・・・


ウインドウズ・パソコンのマウスには左右二つのボタンがありますが、普段左ボタンしか使っていない人がいます。右ボタンは結構便利なので使うようにしましょう。

ウインドウズ95では右ボタンをクリックすると、そこにメニューが表示されます。メニューの内容はソフトや使っている状態で違います。

@ 例えば「エクスプローラ」のあるファイルを選んで右ボタンを使うとそのファイルを「開く」のか「コピー」するのか「移動」させるのか「名前の変更」をするのかなどをメニューから選べるようになります。

A インターネットでネットサーフィンしていると、素敵な写真や画像に出会います。この写真や画像を自分のパソコンの「壁紙」に使いたい時も右クリックを使います。

まず写真や画像の上にマウスポインタを置いて右クリックします。するとメニューが出てきますので「壁紙にする」を選択すると壁紙にできます。写真や画像を保存しておきたいときは、「名前をつけて保存」を選択します。なおあらかじめ写真や画像を保存するフォルダを作っておくと便利です。

※ 新しいフォルダを作るには

 

@ 「スタート」「プログラム」で「エクスプローラ」を開きます。画面の一番左側の「すべてのフォルダ」の中から、新しくフォルダを作りたい場所(例えばWin95(C))にマウスを置いて「ファイル」「新規作成」の順に開き「フォルダ」をクリックします。するとたくさんある最後に「新しいフォルダ」が作成されます。

A このままだとフォルダの名前が「新しいフォルダ」とついているので、名前をつけます。

B  「新しいフォルダ」の上にマウスを置き「ファイル」の中から「名前の変更」を選んでクリックしてフォルダの名前を入力し、Enter キーを押 します。

 そのほかどうするのかわからない場合などに右クリックを使うとメニューが出てきてそこから答えが選べることがあります。

「困ったときは右クリック」を覚えておきましょう。

 

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8 ユーザー補助を使いましょう 


◆ windows 95のコントロールパネルには、身体の不自由な人がコンピューターを使いやすくするためのツールが、たくさん用意されています。

たとえば、マウスやキーボードの使いかってを調節するツール、警告音の代わりに画面上に合図が現れるようにする設定、表示を読みやすく変える設定などがあります。こうした設定を行うには、<スタート>ボタンをクリックして、「スタート」メニューから「設定」ー「コントロールパネル」を選択してクリックします。そして、「コントロールパネル」のフォルダにある「ユーザー補助」ダブルクリックします。

 

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9 ディスプレイの画面をそのままコピーしたい 


◆ 「パソコンのディスプレイの画面をそのままコピーしたい」ときが良くあります。どうすれば良いのでしょうか?

以下の手順に従って画面のハードコピーをとることができます。

(1)コピーしたい画面を表示させたまま[PrtSc]キーを押します。

→画面全体がクリップボードに取り込まれます。

【補足】

[Alt]+[PrtSc]キーを押すとアクティブウィンドウのみがクリップボードに取り込まれます。

 

(2)ペイント等のアプリケーションの新規ファイルを開き、そこにクリップボードから貼り付けます。

【補足】

●ペイントを開くには、《スタート》ボタン−《プログラム》−《アクセサリ》−《ペイント》で起動できます。

●クリップボードから貼り付けるには、アプリケーションのツールバーやメニューから「貼り付け」や

   「ペースト」を選択します。 (※ Ctrl+Vで貼り付けることもできます。)

ペイントの場合は、《編集》メニューの《貼り付け》を選択します。

 

(3)アプリケーションから印刷します。

ペイントの場合は《ファイル》メニューの《印刷》を選択します。

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      ◇ パソコンソフト  

 


 

○ エディタ(editor)を使っていますか?

 

パソコンで文章を書く機会が増えてきました。そんな時に一々ワープロソフトを起動して文章を書くのは面倒です。

私は、ホーム・ページの原稿、メールの原稿、掲示板への投稿の原稿、日記、メモなどを全部エディタで書いています。

今私が書く文章の99%はエディタといっても良いでしょう。

先ず最初にエディタで下書きをして、ホーム・ページ作成ソフトなど用途に応じて必要なソフトにコピー&ペーストで貼りつけて加工すれば良いのです。

どうしてエディタを使うかというと、私が書く文章は飾りの要らないテキスト形式で済むからです。

エディタは使えば使うほどエディタ無しでは済まなくなる不思議なソフトです。

 

エディタの長所

・ 軽いソフトなので起動がワープロソフトに較べ圧倒的に早い。

・ 日時などを入れる機能が付いている。

・ テキスト形式で保存されるので「ホーム・ページ」や「年賀状」の場合など下書きをエディタで書いてコピー&ペーストでホーム・ページ作成ソフトや年賀状ソフトで手直しが簡単に出来る。

・ 保存した文書の検索が容易である。

・ ワープロソフトに較べ料金が安い。

・ テキスト形式で保存されるので一太郎やワードなどどのワープロソフトでも呼び出すことが出来る。

 

「安い」「軽い」「使いやすい」という3拍子揃ったソフトなのです。

 

※1 エディタとは

 

文字の入力や編集を行うためのソフト。「テキストエディタ」とも呼ばれています。

ワープロのように文字装飾ができる体裁のよい文書を作成することが目的の多機能ソフトではなく、

普通はコンピュータのプログラム開発とか文書ファイルの編集に使われます。

ごくシンプルな機能しかもっていませんが、その分動作が速いのが特徴です。

 

※2 エディタの種類(おもなもの)

 

市販のエディタもありますが、シェアウェアにも優れた人気エディタがあります。

また、ウィンドウズ95やウィンドウズ98に付属している「メモ帳」や、マックOSに付いている「SimpleText(シンプルテキスト)」も簡易エディタの一種です。

これらは、READ ME ファイルなどの表示にも使われています。

 

人気のあるシェアウェアソフト

 

秀丸エディタ (シェアウェア \4,000)

Windows用の定番テキストエディター。高速動作、多彩なカスタマイズ、高機能なマクロ言語などが特徴

で、IMEの再変換機能対応、常駐秀丸のタスクトレイ表示、キー割り当てなど豊富な機能を持っている。

 

MMエディタ (シェアウェア \4,000)

英日翻訳機能と縦書き編集機能を備えたテキストエディター。ウィンドウ上で単語にマウスカーソルを合わせたり、英文を選択するだけで、英単語や英文を翻訳して日本語表示する「英日瞬時翻訳機能」を搭載している。縦書き・横書きの切り替えが可能で、編集ファイルのサイズやアンドゥ・リドゥは無制限である。

 

テキストエディタQX (シェアウェア \3,000)

縦書き入力に対応した高機能テキストエディター。テキストエディターとしての機能はほぼ満たされているのはもちろん、カスタマイズ機能が充実していて初心者から上級者まで幅広く使える。

 ※ 身体障害者およびその介護者には無料特典があります。

 

EmEditor (シェアウェア \1,200)

軽快に使える多機能テキストエディタ。アンドゥおよびリドゥ回数と、読み込み可能サイズに制限がないのが特長。また、URLやメールアドレスのクリッカブルリンク機能や強調単語の色分け表示機能で、HTMLやC++用エディターとしても使用できる。

単語の強調や各種カスタマイズ機能などを備えるほか、検索時にヒットした単語をすべてマークしてくれたり、ウィンドウを最大4分割できるので、文書を校正しやすい。

そのほか、バックアップファイルをごみ箱に保存でき、MS-IME98、ATOK12などのIME再変換機能にも対応している。

 

 ※ これらのソフトは、次のところでダウンロードできます。

  ☆ 窓の杜 - Windows Forest 

  ☆ Vector Software PACK

 

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