パソコンとセキュリティ(安全)

                目  次
警察庁のセキュリティ情報サイト「@police」を知っていますか?
情報処理振興事業協会(IPA)セキュリティセンター
パソコンのセキュリティ
フィッシング詐欺
迷惑メール




○ 警察庁のセキュリティ情報サイト「@police」を知っていますか?

コンピューターのセキュリティが社会問題になっていますが、警察庁では、ウイルス情報などのセキュリティ関連情報を提供する専門サイト「@police」を開設しています。このサイトでは、子供からサーバー管理者までの幅広い層に向けて情報を提供し、セキュリティ啓蒙活動を行なっています。

パソコンのセキュリティについて勉強になるので、ぜひのぞいて見ましょう。
 ※ @police


目次に戻る



 
情報処理振興事業協会(IPA)セキュリティセンター

パブリックサービスとして、情報セキュリティに関するリスクと対策に関する啓発、情報発信を行っています。我々の web ページには、各ポータルサイトからのリンクをはじめ、日々各サイトからのリンク依頼が寄せられ、多くの人がアクセスしています。 このサイトが、情報セキュリティに関する情報のポータルサイトとなって、情報セキュリティに関する情報を必要としている人々に的確な情報を提供できるように努力しています。

          ・・・ IPAセキュリティセンターのホーム・ページより引用・・・

※ 情報処理振興事業協会(IPA)は経済産業省の関連団体です。

  情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンター

目次に戻る



○ パソコンのセキュリティ

これは、社団法人電子情報技術産業協会のPC専門委員会のページです。@パソコンの購入時、A日常使用時、B(ソフトの)譲渡時、Cパソコンの廃棄処分時 に分けてわかりやすく解説しているので参考になると思います。

※ パソコン個人ユーザのセキュリティ対応強化策ガイド



○ フィッシング詐欺
   
インターネットの「オレオレ詐欺」といわれる“フィッシング詐欺”が多発しています。ご注意ください。
経済産業省は12月9日、金融機関を装った偽のメールを送りホームページで個人情報を入力させてお金をだまし取る「フィッシング詐欺」の対策連絡会議を設置した。
この会議には経済産業省の商務情報政策局 の幹部のほか、情報処理の関係団体ほかに、JCB、VISA、ヤフー、楽天などの民間企業も参加している。またオブザーバーとして警察庁や金融庁などが参加している。
かねてから欧米で問題となっているフィッシング詐欺が今年に入って日本でも本格化の兆しが見えてきた。すでに 同省や警察庁、国民生活センターが注意喚起を行っているが、関係者間で関連情報の共有を図り、効果的な対策を検討するのが目的だ。来年1月中旬をメドに検討結果を公表していくという。

※ 経済産業省
  http://www.meti.go.jp/

○フィッシング(phishing)詐欺

金融機関などからの正規のメールWebサイトを装い、暗証番号やクレジットカード番号などを搾取する詐欺。「釣り」を意味する「fishing」が語源だが、偽装の手法が洗練されている(sophisticated)ことから「phishing」と綴るようになったとする説がある。

代表的な手口は、メールの送信者名を金融機関の窓口などのアドレスにしたメールを無差別に送りつけ、本文には個人情報を入力するよう促す案内文とWebページへのリンクが載っている。
このWebページへのリンクをクリックするとその金融機関の正規のWebサイトと、個人情報入力用のポップアップウィンドウが表示される。このメインウィンドウに表示されるサイトは「本物」で、ポップアップページは「偽者」である。本物を見て安心したユーザがポップアップに表示された入力フォームに暗証番号やパスワード、クレジットカード番号などの個人情報を入力して送信すると、犯人に情報が送信されるようになっている。



※ JCBカードのサイトに載っているお知らせ!
   http://www.jcb.co.jp/goriyou/teguchi.html

最近、カード会社などを装いお客様の個人情報を入手しようとするなどの事例が発生しております。安全にJCBカードをご利用いただくために、以下のようなケースには十分にご注意ください。

〜このようなケースにご注意ください〜
カード会社や検索サイト(Yahoo!JAPANなど)を装う悪質なEメールにご注意ください!
最近、Yahoo!JAPANなどを装い、「有料コンテンツご利用停止に伴い支払い方法を変更してください」という内容で、不特定の方にEメールを送り、お客様のクレジットカード番号や有効期限、暗証番号など個人情報をホームページ上で入力させる悪質な詐欺メールが発生しております。
このようなEメールは、JCBまたはYahoo!JAPANなどとは一切関係ありません。
JCBまたはYahoo!JAPANなどでは、お客様からの個人情報をEメールでおうかがいすることはございません。
万が一このようなメールを受信されても、絶対に個人情報の入力などなさらぬよう、十分お気をつけください。

カード会社を装うEメールにご注意ください!
カード会社や日本クレジットカード協会(JCCA)を装ったEメールを送信し、カード番号・住所などの個人情報を不正に収集しようとする悪質な詐欺メールが発生しております。
入力フォームなどにカード番号や住所を入力させたり、「おめでとうございます!○○が当選しました!」「カードが無効になっております。差し換えのため情報をご連絡ください。」などという案内を送りお客様の個人情報を返信させるようなケースです。
このようなEメールはJCBまたは日本クレジットカード協会(JCCA)とは一切関係ありません。
JCBまたは日本クレジットカード協会(JCCA)では、お客様からの個人情報をEメールでおうかがいすることはございません。
絶対に返信などなさらぬよう、十分お気をつけください。

             ・・・以下略・・・

※ Yahoo! JAPANが注意を呼びかける文書を公開
   http://docs.yahoo.co.jp/info/notice21.html

Yahoo!JAPANは11月15日、同社をかたってYahoo! JAPAN IDとパスワード、クレジットカード番号などの詐取を試みる日本語のフィッシングメールが出回っているとし、「Yahoo! JAPAN IDとパスワードを不正に盗み取る悪質なメールに関するご注意」と呼びかける文書を公開した。

 

目次に戻る


○ 迷惑メール 

このごろ送りつけられてくる迷惑メールがやけに多い。
一日数十通のこともあるが多い日には何百通も届くことがある。
受信した迷惑メールは毎日削除しているが、迷惑メールは無くなることはないので、時間がもったいない。
私が、ホームページでメールアドレスを公開しているので、おそらく今後も迷惑メールが無くなることはないだろう。
送られる迷惑メールには、宣伝メールが多いが、ウイルスメールも多いので注意が必要である。最近多いのは同じ内容のメールを連続して3通送り、更に時間をおいて一日に2〜3回同じメールが送られる迷惑メールもある。

送られた迷惑メールの例を挙げると

@バイアグラなど薬品の宣伝
Aアダルトのサイトの宣伝
Bメールマガジンの宣伝
C出会い系サイトの宣伝
Dウイルスメール
などが、比較的多い。

1 迷惑メールとは?


※現代用語の基礎知識 に下記のようなスパムメール(spam mail)の説明がでているが、「迷惑メールと同じ意味で使われる。」と出ている。

受信者の意図を無視して一方的に送りつけられてくる、商品広告や宣伝、ビジネス勧誘のメールなど。迷惑メールと同じ意味で使われる。さまざまな情報源を通じて収集したメールアドレス一覧を利用し、無差別かつ大量に発信されることが多い。受信者の承諾を得て送信される場合はオプトインといい、迷惑メールには含まれない。

迷惑メールには、以下のようなものも含まれる。コンピュータウィルスの添付されたメール、ウィルス情報を知らせると見せかけて偽の情報を流し、混乱をまねくデマメール、不幸の手紙と同じように複数の相手に転送することを要求して無駄な通信を促すチェーンメール、「最終通告」などの題名で振込みを要求する不当な請求メールなどである。迷惑メールを受信した場合、返信するとメールアドレスの有効性を相手に知らせることになるため、返信せずにそのまま削除したほうがよい。迷惑メールを受信しないように、メールアドレスを気軽に公開しないのが得策である。

 

 「現代用語の基礎知識」


2 最近増えているこんな巧妙なメールに気をつけよう!

気をつけなければいけないのは、最近巧妙なメールが増えていることだ。
例えば次のような巧妙な偽装メールもある。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
例@

どうもお久しぶりです。
アドレス変更したので時間があるとき見てくださいね!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://××××××
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

それではよろしく!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※ アドレス変更のお知らせメールでも、知らない名前の人からのメールは削除しているが、この例のように 気をつけないと思わずクリックしってしまいそうなので要注意!である。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

例A

件名に「アカネで〜す!! お久し振り!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※ このように偽装した出会い系サイトからのスパムメールも多い。
  出会い系サイトに用はないので こういうメールも即削除である。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


例B

申し込んだ覚えのないメールマガジンも届く。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※ メールマガジンに登録すると、必要のない案内メールが増えてくることがある。
  「○○に登録された方へお送りしています」といった文言のメールも多い。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


3 何故迷惑メールがなくならないか?

@ 迷惑メールが多いのは、メールアドレスがアドレス収集業者からさまざまな業者に転売されて伝わるからといわれる。企業や個人が商品の宣伝などにメールを使うのは、ダイレクトメールと比較して発信コストが安いからだ。インターネットでビジネスを志向する企業や個人にとって、大量のメールアドレスはやはり大きな魅力なのだろう。
 
私はインターネットでメールアドレスを公開している。
これは脳卒中に関するいろいろな情報を知りたい人のために、ホームページで足りない情報をメールで補えるようにするためと、車椅子の生活で出歩けない不便さを、インターネットで接点をつくることによりおぎなっているからである。
メールアドレスを公開していると、アドレス収集業者に容易に知られることは仕方がない。
時々アドレス収集業者から売り込みのメールが送られることもある。それでもメールアドレスを公開するのは、インターネットを有効に活用したいからである。そうはいっても、迷惑メール特にウイルスメールは怖いので、
シマンテック社のNorton Internet Security で対策をした上でメールアドレスを公開している。
善意での公開が迷惑メールに悪用されないようになれば嬉しいのだが、それは夢だろうか!

A 迷惑メールに配信停止の手続きをしたら、購読の申し込みをした覚えがないのに、スパムメールが届くようになった例も多いという。通常のメルマガを登録したときに自動返信される「登録完了のお知らせメール」に成りすましているアドレス収集目的のスパムメールもある。これに引っかかって登録した覚えがないのでメールに書かれている解除のためのURL にアクセスして購読を解除することが、アドレス収集業者にこちらからメールアドレスを教えていることになるのだという。
購読を解除したら、スパムメールがどっと届くようになっては困りものである。
迷惑メールが届いても無視するのが一番である。

Bソフトを購入してソフト会社にユーザー登録するときに「案内メール希望」欄に○をすると案内メールが増えてくるので留意しよう。

4 迷惑メール対策はあるか?

@ メールアドレスを不用意にインターネット上に書かない

インターネットを利用しても、メールアドレスをネット上のサービスに書かなければ問題ない。
だが、そうもいかない場合もあるので、アドレスを書くときは注意して書くようにしよう。
迷惑メールを少なくするには、不用意にメールアドレスを書き込まないようにすることが大切である。

掲示板(BBS)を例に取ると、公開の掲示板は、メールアドレスの書き込みを必須とするものが多いが、これはメールアドレスの書き込みを必須とすることによって、誹謗中傷やいたずらなどの投稿を抑止しようという考え方で運営されているからである。

出会い系サイトには、投稿者へメールすることは可能だがメールアドレスは見せないものもあるという。
メールでの返事を期待しての投稿であれば、当然メールアドレスは必須になる。

A 『配信停止』や『配信解除』のメールを出すのは気をつけよう

迷惑メールにはよく、「このメールが不要のときは「配信停止」「配信不要」「配信解除」の件名でこのメールを送り返してください。」といった文言が書き込まれていることがある。
それを真に受けて返信すると、このメールアドレスは有効であること、いつもメールを読んでいることが相手に解ってしまう。ご丁寧に返信に署名を付けていれば、こちらの素性までが相手に全部解ってしまうので気をつけよう。

B 知らない人から届いたメールは、そのまま削除してしまうのが一番完全な対策である。

知らない人からのメールは気をつけよう。特にそのメールに添付されているファイルは、ウイルスに感染している危険性もあるので簡単に開いてはいけない。

C パソコンはウイルスのワクチンを購入して、定期的にウイルスをチェックする

この場合大切なのはワクチンソフトは最新のウイルス定義ファイルに更新しておくことである。
ウイルスは毎日のように新しいものが発見されているので、ワクチンを最新のウイルスに対応させるためには、ワクチンソフトを常時新しくしておかなければならない。
パソコンを買ったときににインストールされているウイルスソフトは、ウイルス定義ファイルが出荷する以前のものでそのままウイルスチェックしても最新のウイルスには効果がない。必ず最新のウイルス定義ファイルに更新しておこう。

※ウイルスソフトメーカーでは、有料で最新にできるようになっている。

私は、ウイルス対策として、Norton Internet Security をインストールしている。
ウイルスチェック用のウイルス定義ファイルは「自動アップデート」に設定している。
これで、メール送受信とウイルスは対策ができている。
ほかに、スパイウェア対策として、Spybot Search & Destroyをインストールして、定期的にチェックしている。

※ スパイウェア (Spyware) とは、ユーザに関する情報を集めて記録し、更には集めた情報を予め設定された特定の(情報収集者である)企業や団体・個人等に送信するソフトウェア のことである。

目次に戻る)