○ 脳卒中ってどんな病気? ○ リハビリテーションとは? ○ リハビリテーションの分類 ○ 私の“幸運” ◇ パソコンとリハビリテーション |
○ 脳卒中ってどんな病気? 脳内の血管が詰まる脳梗塞、脳内で出血する脳内出血、くも膜下出血、高血圧性脳症(これはまれ)の総称。脳卒中は、日本の3大死因の一つ。かつては脳出血による死亡が多かったが、1975(昭和50)年を境に脳梗塞が逆転。現在は、年間170万人と推計される脳卒中患者のおよそ70%を脳梗塞患者が占める。 ・・・現代用語の基礎知識より引用・・・ ※ 「○ 脳卒中ってどんな病気? ←厚生労働省のサイトにリンクしてあります。 |
○ リハビリテーション とは? リハビリテーション rehabilitation 病気や外傷によって精神的あるいは身体的に障害を残すと、本来ごく自然に行われていた社会的、家庭的生活が制約されるようになるが、こうした障害者に対して残された能力を最大限に回復させ、積極的な自立を促すために行われる一連の措置をリハビリテーションという。一般に「リハビリ」と略してよばれるような、たとえば麻痺(まひ)した手足の機能回復といった訓練ばかりでなく、広く障害者の傷ついた生きる権利の人間らしい全体的な回復(全人間的復権)を本旨とする。語源的にも「ふたたび適したものにする」という意味をもち、古くから「権利、資格、身分の回復」といった全人格的意味で使われてきた。日本ではかつて社会復帰、更生、療育などとよばれていたが、1960年(昭和35)ごろからリハビリテーションをそのまま使うようになり、すっかり定着してきた。 ・・・日本大百科全書より引用・・・
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○リハビリテーションの分類 1 急性期リハビリテーション 2 回復期リハビリテーション 3 維持期リハビリテーション 4 地域リハビリテーション 1 急性期リハビリテーション 急性期リハビリテーションは、傷病発生後,可能な限り早い時期に,二次的合併症予防,早期離床を目的としてベッドサイドから開始されるリハビリテーション。通常は発症より2週間から1ヶ月に行われる(もっと早い時期から行う場合もある。)が、障害の進行や悪化が起こりうる時期でもあるので、疾患管理・リスク管理を十分に行いつつリハビリテーションが行われる。 2 回復期リハビリテーション 回復期リハビリテーションは、さしせまった生命の危機を脱した患者に,日常生活動作(ADL)と生活の質(QOL)の改善が期待できる時期として,より能動的で多彩なリハビリテーションが実施される。後遺症の内容や程度に応じて、患者の日常生活を想定しながら行うリハビリテーション。具体的には、機能障害の回復をはかるとともに、基本動作能力、歩行能力、身の回りのこと、家事のこと、仕事のことなどの目標を定めて可能性を追求する。患者がこれから実際に送る生活を一緒に考えながら、リハビリテーションを進める。 3 維持期リハビリテーション 維持期リハビリテーションは、患者のその後の生活が在宅であるか、施設であるかにかかわらず、医療機関で行われる急性期リハビリテーション、回復期のリハビリテーションによって獲得された機能や能力が低下することをできる限り防ぎ、身体的、精神的かつ社会的に最も適した生活を獲得することを目的として行われる。 4 地域リハビリテーション 「地域リハビリテーションとは、障害のある人や高齢者およびその家族が住み慣れたところで、そこに住む人々とともに、一生安全に、いきいきとした生活が送れるよう、医療や保健、福祉および生活にかかわるあらゆる人々や機関・組織がリハビリテーションの立場から協力し合って行う活動のすべてをいう」:(2001年日本リハビリテーション病院・施設協会) |